【活発性】を強みとする人を率いる | ストレングスファインダー＆リーダーシップ

【活発性】に優れる人は、圧倒的な行動力で物事を押し進める能力に長けています。

その人に適した分野を見定め、その分野において企画の立案・推進を任せると高い成果を期待することができるでしょう。

【活発性】の強みを有する人は、「人からの期待感」を大きなエネルギーに変えることができます。

その人が有する「物事をスタートさせる能力」「物事の推進力を高める能力」について、あなたがそれを信じ、頼りにしていることを伝えましょう。

議論ばかりで成果を収められないチームに対し、【活発性】の強みを持つ人をメンバーに加えることでチームを前進させる起爆剤の役目を期待できます。

【活発性】を強みとする人が発する不満のサインには素早く真摯に対応する必要があります。

その影響力の高さから、それが早い時間で業務を阻害する要因へと成長してしまう可能性があるためです。

そのような機会が生じたら、可能な限り親身になって接し、この人が率先出来る新たな計画や改革について話し合うと良いでしょう。

【活発性】を、他の強みとも合わせて考えましょう。

例えば、【親密性】や【社交性】にも優れる場合には「人材の登用」「新人の発掘」「戦力の増強」に高い適性を示す可能性があります。

【指令性】に優れているのならば、販売や勧誘といった営業において高い成果を発揮する可能性が高いと言えます。

【収集】に優れるならば、新しい企画などの前段階のリサーチなどを任せると、さまざまな情報をいたる方面から獲得してくれるでしょう。

【活発性】の欠点は、その行動力故に頻繁に障害にぶつかりやすいことです。

その都度の対処に追われ、その人が持ち前の行動力を発揮出来なくなってしまうといったことを避けるため、【戦略性】や【分析思考】の強みを持ったパートナーを付け、いざ【活発性】を強みに持つ人が岐路に立った際にアドバイスを出してあげられるようにすると良いでしょう。

ただし、【戦略性】や【分析思考】が先立ちすぎて、逆に【活発性】を阻害しないよう、場合によっては間を取り持ってあげる必要があることに気をつけましょう。