書籍「さあ、才能に目覚めよう」の出版で「強み」を重要視する人の割合はどう変わったのか?
書籍「最高の成果を生み出す 6つのステップ」で紹介されている面白い事例を紹介します。
あなたの【強み】を診断するツール「ストレングスファインダー」について紹介した書籍「さあ、才能に目覚めよう」が2001年に出版されてから6年で、
「もっとも成功するためには、強みを築くことと弱みを克服することのどちらが役に立ちますか?」
という世論調査に対して「強みを築くこと」と答えた人の割合がどのくらい変化したのかという話です。
2001年の米国の調査では、
強みを築くこと:弱みを克服すること = 41%:59%
という割合だったものが「さあ、才能に目覚めよう」の出版から6年後の2006年の調査ではどのように変化したと思いますか?(ちなみに、日本での2001年の調査結果は24%:76%というさらに悪い結果だったようです。)
ちょっとだけ時間をとって、考えてみてください。
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それでは正解を伝えますが、
「もっとも成功するためには、強みを築くことと弱みを克服することのどちらが役に立ちますか?」
という世論調査に対する、2006年の結果は、
強みを築くこと:弱みを克服すること = 41%:59%
でした。
なんと、書籍「さあ、才能に目覚めよう」がベストセラーとなって6年が経過し、その時点で100万人以上が「ストレングスファインダー」を受診していたにも関わらず、
世間の「成功するためには”強み”が重要である」と考える人の割合は全く増えていなかった
という衝撃の結果がでてしまったのです。(書籍「最高の成果を生み出す 6つのステップ」では、この結果について「何かの手違いでファイルが入れ替わり、6年前のデータを見ているのではないかと疑ったほどだ」と述べられています。)
そして、ストレングスファイダーの開発元であるギャラップ社のマーカス・バッキンガム氏は
「この原因には、世間で広く信じられてしまっている、人を強みよりも弱みに着目させてしまう”3つの神話”がある」
という1つの結論に行き着くとともに、
そんな間違った”3つ神話”を打ち砕き、人を弱みよりも強みに着目させる具体的な実践方法
を伝える手段として、書籍「最高の成果を生み出す 6つのステップ」を著作・出版したのです。(人を弱みに着目させてしまう「3つの神話」については、記事「神話を打ち砕くための3つの質問について」をご参照ください。)
そんな経緯で誕生しただけに、書籍「最高の成果を生み出す 6つのステップ」は、
書籍「さあ、才能に目覚めよう」を買い、ストレングスファインダーを受けて自分の【強み】は分かったけど、それを実生活の中で活かせない・・・
といった方とって大変おすすめの一冊となっています。
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