リッツカールトンの「最上のサービス」を体験した話
先日、妻の誕生日に書籍「ストレングス・リーダーシップ」にて社長の「サイモン・クーパー氏」のエピソードを読んで以来ずっと「いつかここに宿泊してみたい!」と思っていた
リッツカールトン・ホテル(ザ・リッツ・カールトン)
に宿泊し、噂どおりの「最上のサービス」を体験してきました。
隅々まで清掃の行き届いた清潔感の溢れる室内や、美味しい食事は言うまでもなく、メールで簡単に「この旅行は妻の誕生日記念なんです。」と伝えただけなのにも関わらず、お祝いのケーキやメッセージカードが部屋に用意されていたのは本当に感動しました。
妻も本当に大喜びで、決して安くは無い宿泊料ではあるものの「記念日の宿泊にリッツカールトンを選んで本当に良かった。支払ったお金以上の満足感を与えてくれた。」と感じました。
上記のエピソード以外にも、
- スタッフの人に「チケットの印刷を忘れてしまったので、プリンタを使わせてもらいたい」と話したら、「チケットのデータさえ渡してくれれば、印刷したものをお持ちします」と提案し、すぐに用意してくれた
- 噂どおりスタッフ全員が宿泊者の顔と名前を一致させており、ホスピタリティ溢れる対応をしてくれた
- 帰りの便の時間を伝えたところ、その時間から逆算して送迎車の予約をとってくれた
など、「最上のサービスってこういうことを言うのかあ。」とことあるごとに感動していました。
2001年に社長に就任したサイモン・クーパー氏のエピソードが書籍「ストレングス・リーダーシップ」に掲載されていることや、ザ・リッツ・カールトンのWikiにて
従業員を採用する際、ザ・リッツ・カールトン独自の人材採用システムを用いる。経歴や経験などを重視せず素質を重視した面接を行うため、採用までに長期に渡って時間をかける場合がある。
という記述があることなどから、
リッツカールトンで働いている人たちはきっと自分【強み】をしっかりと把握していて、それを活かした”最上のもてなし”を宿泊客に提供できているんだろうなあ
と勝手に納得していました。
何ていうのか、スタッフの皆様が「すごく自然」で「あるがまま」のように見えるのにも関わらず、素晴らしいサービスを提供してくれるんですよね。もし、自分が同じ仕事に携わったとしたら、どんなに努力しても絶対に到達できない”自分の【強み】を活かしているからこそ到達できる姿”だと心から感じました。
宿泊料も最上級(笑)のため頻繁に宿泊することはできないものの、「大切な記念日には、ちょっと無理してでもまた使いたいなあ。」と感じさせてくれる、本当に素敵なホテルでした。