【学習欲】を強みとする人を率いる | ストレングスファインダー＆リーダーシップ

【学習欲】を強みとする人は、状況が刻々と変化する仕事を「自分に対する挑戦」と捉えて熱意を燃やすことができます。

それを踏まえ、変化への即応が求められるような仕事を割り振ることで、自身をそれに対応させて成長しながら良い成果を出してくれることでしょう。

【学習欲】を強みとする人は、学習により適した環境を求めて組織を離れてしまうということが往々にあり得ます。
新たな事実や知識、技術を学ぼうという欲求を抑えることが出来ないのです。

【学習欲】を強みとする人のモチベーションを維持するために、OJT制度の活用で新たな職種について学べる機会をつくったり、国内外の大学への派遣制度などを活用出来るようにするなどの工夫をしましょう。

また、【学習欲】を強みとする人は必ずしも昇進を望んではないということに留意しましょう。
学習の成果よりも、学習のプロセスそのものによってこの人は活性化されます。

「○○の分野の第一人者」「○○の専門家」という評価は、【学習欲】を強みとする人が心の底から求めるものです。

その人がそのように成長出来るように、専門家を育成するための講座の受講や、企業外でも教育を受けられるようにするための援助を画策しましょう。

また、単純に「認めてあげる」ということも【学習欲】を強みとする人にとっての大きな励みとなります。

同じ分野の第一人者のそばで仕事をさせることも、この人の【学習欲】を刺激する上で重要なファクターとなるでしょう。

【学習欲】を強みとする人が身につけた知識をアウトプットする機会として、企業内での討論会やプレゼンテーションを取り仕切らせると良いでしょう。

人に教えることこそが最良の学びとなることを経験的にも本能的にも知っているので、意欲的に取り組んでくれることでしょう。