【規律性】を強みとする人を率いる | ストレングスファインダー＆リーダーシップ

【規律性】を強みとする人は、規則性の無い無秩序な状態をこの上なく嫌います。そのような状態では全く落ち着くことが出来ません。

そのような、無秩序を病的とも言えるくらいに嫌う特性を活かすために、物事を体系だてる仕事を任せると高い成果を生み出してくれます。

その人が納得する「秩序」が得られるまでは、休もうともせずに「無秩序」な状態を次々と体系だてて整理してくれることでしょう。

例えば、煩雑にまとめられた資料を整理し、データベース化する仕事等はかなり向いていると言えます。

【規則性】を強みとする人に複数の仕事を任せる場合、仕事の優先順位を明確化してあげることが何よりも重要なファクターになります。

そのためにかける時間を惜しむことなく協力しましょう。

また、一度決めた優先順位を簡単に変更してしまってはいけません。そのような状態は【規則性】を強みとする人に混乱を招くだけになってしまいます。

業務の時間配分や仕事内容の見直し、計画等は【規律性】を強みとする人が最も得意とするところです。

それを他の従業員にも伝えて、そのような状態が生じて助けが必要なようならばこの人を頼るように、と周知してしまうのが良いでしょう。

そのような仕事を生来に好むので、喜んで手を貸してくれるはずです。

【規律性】を強みとする人が「柔軟性」や「臨機応変な対応」が求められる環境で仕事をする必要が生じた場合には、起こりうる様々な状況に対する対処法を予め決めさせてしまと良いです。

【規律性】は予め決められたルール以外の突発的な対応に弱い部分がありますが、突発的な対応すらもルール化してしまうことで、逆に「そのような状況に誰よりも素早く対処出来る人」という評価を得るでしょう。